アナハイム大学オンラインTESOL(英語教授法)プログラムインストラクター、レイチェル・バセットが英語教師にとってのTESOLを学ぶメリットについてご紹介いたします。


Q. 英語教師にとって、TESOLを学ぶメリットとは何でしょうか? 

 TESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages;英語を母国語としない人のための教授法)は、現在非常に伸びている分野です。英語教育への需要が世界中で拡大しつつあるため、きちんとしたトレーニングを受け、専門知識を持った優秀な英語教師を見つけることが大変重要になってきています。かつてはネイティブ・スピーカーであればそれだけで英語を教えるのに十分だという考え方もありました。

しかし、どの教科の先生もご存知の通り、教師として教えるということは、その対象についての知識を持っているというだけでは決して十分ではありません。残念ですが、ネイティブ・スピーカーであるということだけでは、良い英語の先生であるとは言えないのです。

 良い先生はわかりやすいかたちで、学習者の役に立つフィードバックを出し、英語によるコミュニケーション能力を伸ばすことで、学習を促し、サポートします。

 ですから、TESOLを学ぶ大きなメリットとは、英語指導及び学習の方法論や教授法、ストラテジー、アプローチなど、英語をより良いかたちで指導するための方法を学べることです。これらは学習者のコミュニケーションを促し、スピーキング・リーディング・ライティングにおけるそれぞれのスキルを伸ばす手助けとなります。

 

【TESOLプログラムコーディネーター レイチェル・バセット】

Rachel Bassett   

アナハイム大学オンラインサービスディレクターおよびデビッド・ヌーナンTESOLインスティチュートの認定プログラムコーディネーターを兼任。カリフォルニア州立工科大学ポモナ校にて修士号を取得。専門分野は第二言語としての英語教育。中国において中国人英語教員の研修トレーニングにも携わるなど、7年間の豊富な指導経験を持つ。TESOLやカリフォルニアTESOLなど、主要な学会における発表も行っている。

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