去る8月2日(土)、アナハイム大学・昭和女子大学共同オープンセミナー「多様な学習者のための指導法」(”Learners are different; Catering to differences”)が昭和女子大学で開催されました。 本学からはRod Ellis博士、Hayo Reinders博士が来日し、昭和女子大の金子朝子教授らとともに約3時間、主に都内で英語教育を学ぶ大学院生や英語教員らに講義を行いました。
セミナーでは「多様な学習者のための指導法」というテーマに沿って、各教授陣が以下のような講義を行いました。
“Catering to Individual Differences: What Do the Teacher Guides Advise?” (Dr. Rod Ellis)
“Learning Beyond the Classroom: A Research Agenda” (Dr. Hayo Reinders)
“Japanese University Students and Globalization: A Challenge for Showa Women’s University”(金子朝子教授)
今回のオープンセミナーについて、昭和女子大学副学長 金子朝子教授は、
「Dr. Reindersは教室外での学びの重要性をわかりやすく説明、Dr. Ellisは学習者の個人差への対応は、単に教材を上手く選択したり学習ストラテジーを指導したりするだけではなく、学習者を 'complex human beings' として扱うことが大切だと強調された。第二言語習得の分野で著名な先生方のご講演は、あっという間に時間が過ぎ大変残念に思う程、充実した内容であった。公開講座が終了しても、多くの参加者が会場に残られて講演者に質問されたり意見交換が続けられ、聴衆の興味・関心が高かったことが伺えるすばらしい講座であった。共催校の昭和女子大学としても、本公開講座が成功裏に無事終了したことを大変嬉しく思っている。」
と述べられました。
同大学での公開共同セミナー開催は初の試みでしたが、計100名以上の参加者の皆様を迎え、無事成功に終わりましたことを、ご尽力頂きました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。