この度、本学TESOL教授 Hayo Reinders教授が本学教育学研究科長(Dean of Graduate School of Education)に就任いたしました。前任のRod Ellis教授を引き継ぎ、今後はTESOLプログラム博士課程主任としての任務を継続する一方、教育学研究科長としての職務を行います。
Reinders教授は言語教育の分野で博士号(Ph.D.)をオークランド大学(ニュージーランド・オークランド)にて取得。応用言語学の分野における功績は国際的に知られ、国立ユニテック・インスティチュート・オブ・テクノロジー(ニュージーランド・オークランド)にて教育学部長を、またミドルセックス大学(イギリス・ロンドン)ではラーナー・デベロップメント・ユニットのセンター長を務めました。このほか、オークランド大学のイングリッシュ・セルフ・アクセス・センター主任、及びシンガポールのリージョナル・ランゲージ・センターにて助教授を務めました。
さらに各地の研究者と広く交流を持ち、客員教授として日本やタイ、メキシコ、オランダを訪れました。またニュージランド王立協会における学会発表では、教育現場におけるテクノロジーの利用について、及び自律学習や教室外学習についての発表を行っています。このほか、自身の最新の著書の中では教師の自律性や教授法、第二言語習得といったトピックを扱っています。